280号表紙
vol.278
大地に刻む農の文化
目次はこちら
本文はこちら

裏表紙では、会員会社の施工工事の写真と説明を掲載しています。現在は東日本大震災復興工事をシリーズで掲載しています。

~棚田整備を通じた地域整備と都市と農村の交流、
         「坂元棚田」を中心とした地域資源の利活用~

 宮崎県日南市の「坂元棚田」は“日本の棚田百選”のひとつ。築造されたのが昭和のはじめだったことから「昭和の棚田」、「最後の棚田」ともいわれ、当初から耕地整理により水田1枚3a、5aに区画された規則的な石積み棚田の景観が、さまざまな区画と土づくりの法面曲線を印象とする他の棚田と趣を異にし、多くの見学者を魅了している。
 全国で棚田保全への機運が盛りあがるなか、平成12(2000)〜16(2004)年度「県営里地棚田保全整備事業坂元地区」が実施され、都市と農村の交流、地域資源としての坂元棚田の利活用に拍車がかかった。・・・  本文へ続く