建設業界においては、「新4K（給与、休暇、希望、かっこいい）」を付加する取り組みが進められており、「かっこいい」の分野では、地域貢献のかっこよさを発信する動きが見られます。SDGsの世界的潮流の中で、会員各社において土地改良施設等の整備はもとより、各種の地域貢献活動が展開されており、とりわけ、食料・エネルギーの地産地消、国産国消の重要性が高まる中、当協会として、令和４年よりこれら農政の推進、農村振興に寄与する活動について、各農政局長との意見交換会や会誌「土地改良」などを通じ積極的に発信し、関係各位から高い評価を受けてきましたので、その取り組み事例を紹介します。

地域農産品のブランド化、耕作放棄地を活用した農業参入、直売所での販売促進など、地産国消等に資すると思われる取組事例。

1	鳥獣害対策による農産物被害の低減とジビエの活用	日東河川工業株式会社
2	棚田を対象としたスマート生産技術の開発	鹿島建設株式会社
3	ＪＡ紀の里との連携協定による農産物の販売促進と地域活性化の取り組み	株式会社竹中土木
4	ニラの出荷調整を担う「そぐりセンター」	清水建設株式会社

地域農産品のブランド化、耕作放棄地を活用した農業参入、直売所での販売促進など、地産国消等に資すると思われる取組事例。

1	再生可能エネルギー事業への取組	三井住友建設株式会社
2	小水力事業の取組み	飛島建設株式会社
3	再生可能エネルギーの地産地消の取組について	日本国土開発株式会社

地域農産品のブランド化、耕作放棄地を活用した農業参入、直売所での販売促進など、地産国消等に資すると思われる取組事例。

1	持続的な農業生産に関する調査研究	アイサワ工業株式会社
2	ＭＡＥＤＡの森・福井	前田建設工業株式会社
3	ネッコチップ工法～伐採木と現地発生土(表土)を利用した法面緑化工法	日特建設株式会社
4	富山県産チューリップ球根の配布	佐藤工業株式会社

建設業においても令和６年度からは、時間外労働に刑事罰を伴う上限規制が導入されます。働き方改革推進の観点から、工期短縮・適正工期の確保に資する新技術・新工法の導入は不可欠です。会員各社が、働き方改革に繋がる新技術・新工法を発注者に提案し、施工している事例を紹介します。

1	特殊運搬台車の開発と施工シミュレーションによるPIP 工法の合理化	東急建設株式会社
2	自立式改良土留を用いた躯体構築の効率化	株式会社 安藤・間
3	軟弱地盤におけるプレボーリング杭工法に機械式継手を採用	鉄建建設株式会社
4	プレキャストU 型水路工の設置に門型油圧リフターを採用し安全性の確保と施工効率を向上	青木あすなろ建設株式会社
5	到達立坑ケーソンの圧入沈設工事における資材調達環境の変動への対応	株式会社 竹中土木
6	環境配慮型ブロックのユニット化施工	大成建設・大本組建設工事共同企業体
7	半川締切工における仮設ゲートの適用	若築建設株式会社